Sorry, this web site is written by Japanese language, for PC. 更新履歴 10月17日:変更 10月13日:ジーノ来日 08月21日:元祖スカイ? 07月24日:独アカデミー 07月17日:回復 07月14日:グレゴリ関連 07月11日:ヘルゲ関連 07月09日:予定 07月05日:ラジオ
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♪YG誌11月号の方では27f6単弦ギターを使用しているシューが出ていました。エクスプローラー形のような変形の27fギター と共に映っています。また、7単弦ギター関連に関しては波がありまして、しばらく広告にも殆ど載らない状況でしたが、 最近はアイバニーズ製もまた楽器店広告やアイバニーズ自体の広告も出ていますし、 ドラゴンフライ製、ニル製の7単弦ギター等も楽器店広告で見つけやすくなっているようです。
♪これだけで終わるのも寂しいのでウリと似たようなことしたスカイ・ヴァイオリン奏者の話題でも。
ヴァイオリンもギター同様元々指板がなかったんですけど、指板が出来てからもその長さはどんどん長くなって音域が広くなってます。 バロック・ヴァイオリンは現代のものより1~2㎝ほど指板が短いと思いますが、17世紀初頭、つまり日本で言うと江戸時代の初め頃は まだ弦長の半分くらいしかなかったようです。ギターでいうと12~14fくらい。それが18世紀に入る頃には24~27fくらいにまで 拡張されているようです。詳しい経緯はまたそのうち調べてみますが、おそらく地域やジャンルによって差異があったと思われます。 バッハはヴィヴァルディより少し年下の人ですけど、最高音がG6とのことで、これはギターでいうと1弦27fになります。 ウリが最初のスカイのドルフィンで録音したアストラルでの最高音より低いです。 一方のヴィヴァルディは正確に調べたことないですけど、確か28fくらいの音があったかと思います。
今のヴァイオリンだとウリがスターライトでやった31f、半音でいう35fより高い音が出ますからヴィヴァルディのやったことは それほどでもないように思えますが、指板の短い当時としてはウリみたいなものだったようで、 「指板がなくなるほど高い音域で見事に演奏した」という伝説があるんだそうです。 他にロカテッリ等もそういった奏者だったそうで、ウリやヘルゲのように一部地域にスカイ・ファミリーがあったのかも知れません。 この辺も機会があれば詳細を確認してみたいと思います。
♪ドイツついでですが、アコギのジャンルでも一部で名前が知られているヤーコプ製のヴァイスゲルバー・ギターにも
スキャロップ仕様がかつてあったようです。20世紀の初めくらいです。ハウザーでもそうですが、19世紀末~20世紀末初に
ドイツで流行でもあったのか、それともそれ以前からの流れでたまたま知名度の高いギターにも見られるようになっただけなのか
確認の必要はありそうです。
♪昔ついでにもう1つ、以前カッタウェイはたどると19世紀半ばに独墺の多弦ギターに出ていて 更に遡れるかも~という話をしましたが、1828年にそれと思しき特許が出ているという情報を見つけました。 また詳細が分かれば触れたいと思います。1920年代というのは両大戦の戦間期で、またアメリカがヨーロッパを 抜いて経済大国になった頃、ラジオ放送発達やその技術の応用からエレキギターが生まれていく頃、ジャズ音楽が発展していく頃・・・ と音楽史にとって大きな変革の時期ですが、1820年代というのも楽器関係では新技術が登場したり新製品が普及したりといった 非常に変革のあった時期のようです。 革命からナポレオン戦争までの混乱後の一息ついた頃、技術革新がそれなりに普及した頃、 独伊等で統一に向けた動乱が始まる前・・・といったこれまたある種の戦間期といったところだからでしょうか? 楽器によって発展段階のズレは多少ありますが、ピアノ、ヴァイオリン、ハープ、ギター、管楽器等で ホットな話題が出てきます。2020年代にも音楽や楽器で何か起こるでしょうか?欧→米ときて、次は・・・。
♪下記は結局行われなかったのかスケジュールから消えています。
18日 | 独: Singwitz, Kesselhaus Lager SHAWUEのゲストとして。 |
7弦ストラトはハイAを張った物ですが、もし使っているとすればこの頃の調弦は7コース・リュート調弦D2-G2-C3-F3-A3-D4-G4になります。これはハイAを張った7弦ギターを全弦1音下げた状態で、普通のローB追加の7弦ギターでは3弦を半音落として3fにカポを使うと疑似体験出来ます。カポを使わなくても3弦を半音下げると3度間隔の位置がずれるので1~3弦のプレーン弦のみのまとまりと4~7弦の巻弦のみのまとまりという高音3弦楽器と低音4弦楽器のダブルネック的融合楽器が出来上がり、パートを分けた合奏に使いやすくなります。2つの楽器を融合したものではちょうど再結成ミスター・ビッグのライヴ・リポートでダブルネックの9弦ギターが映っていました。スカイのコーナーでも取り上げてますが、これは上のネックが普通の6弦ギターで、下のネックが3弦ギターになっています。
また、3弦半音下げは1つの楽器として考えても2~7弦で6弦ギターのコードフォームが使えて低音伴奏に適し、1~3弦は4度で規則的になるのでソロ等の高い旋律が弾き易くなるという効果があります。まぁ既に普通のギター調弦に慣れてる人の場合反って混乱するんですけど(笑) ベースやってる人や初心者の場合はこちらの方が分かりやすいかも知れません。これはギターが元々歌や踊りの伴奏楽器として発展してきたこと、6弦ギターが出来上がる以前、ギターが5弦化した当初高音追加仕様があったのに廃れて低音追加仕様が広がったこと、リュートが歌曲伴奏だけではなく、歌曲や多声合唱曲そのものの独奏化を試みて発展したこと等の違いにも反映されているかと思います。
そういえばヘルゲ以外で本物のスカイギターを使って録音したことのある人物としてフィル・ウッドウォード が知られていますが、件のソロを聴く限りメガウィングを載せたドルフィンかと思います。 ウリは近い時期にマイティ・ウィングを使ってスターライトを録音していますが、そのソロと音色はよく 似ています。表現方法は全然違いますが。これも似たような楽器を使っても奏者の個性の違いが出るという例として面白いところです。 何はともあれウッドウォードが録音に使った頃には既にメガウィングをドルフィンに載せてあったということ になるでしょう。マイティ・ウィングと同じノブの1つは2層式になっていると 思われるタイプのメガウィングですが、詳細はよく分かりません。また何かあれば報告したいと思います。
♪先週に引き続きラジオ番組キャプテン和田の劇的メタルの 第160回「Fair Warningインタビュー 後編」ということでウレとトミーのインタビューが出ています。 mp3で無料ダウンロード可能です。
7日 | 詳細不明 | |||
8日 | 仏: Colmar, Le Grillen | |||
9日 | 詳細不明 | |||
10日 | 仏: Metz LE ARÈNES FESTIVALに参加 | |||
11日 | 詳細不明 |
♪ウリの情報は特にありませんが、初となるシチリア島やメキシコでのスケジュールが入っています。