※Ulrichの愛称はUli。HansはJohann、Jochen、Johannesの愛称で英語名はJohn、Jonだがそれが直結しているわけではないよう。
Ulrichが国外で一般的な名前ではなく正確な発音が難しかったことが理由でSCORPIONSの頃にメンバーからアーティスト名の使用を提案されるが実際に名称を変更したのは同バンド脱退後。
　Jonは彼の"Spiritual Name"であると同時に過去との区切りをつけるという意味合い、 ミドルネームの使用がリズム良いこと、洗礼名を纏めたといった理由が含まれている。 他にJohn Arangaelという名前も使用しているがこれは思い付きによるもので、発音が難しいことから使わなくなる。
※日本では「伝説のギタリスト」「神」などと形容されることもあるが近年は一般に「仙人」とあだ名される。これはギタリストとして日本で高い評価を受けながら1985年以降次の新作発表まで11年かかっており、1996年に発表した作品は一連の作品の序章と位置付けながら続編が発表されていないこと、その間日本に消息が殆ど伝えられなかったことによると思われる。この類の形容が最初に現れるのは『YOUNG GUITAR』1994年２月号における「仙才」だが、当誌では以降も一貫してこの表現を用いており、むしろ『BURRN!』1998年７月号における「ギター仙人」の影響が強いと思われる。尤も、現在確認できる中での初出は『炎』1998年３月号における標題中の「根暗仙人」といったやや中傷的な使われ方になる。「ギター仙人」という表現も本文中で既に登場しているが、使用されたのは１度だけで全体では「根暗」という主題が貫かれており、標題レヴェルでの「ギター仙人」という名称はむしろ同誌別記事で特集されたJan Akkermanに対して当てられている。
　この他、ネット上では日本語でUliと発音が同じである野菜の「瓜」で示されることもある。本人もこの事実は承知しており、自らを「胡瓜」と呼ぶことがある。

　ペットはBirman種の猫を2匹飼っており、それぞれGenie(1993年秋生)、Dream-of-Avalonという名前。またかつてはLionheartという名前の猫もいた。 シーフォード在住期には鯉も飼っていたようだ。現在は自宅屋根裏に鸛が巣を作っているとのこと。これはドイツの農村で古くから見られる光景。

　子供の頃は鳥や犬から爬虫類・両生類まで飼ったことがあり、鰐の子供に人差指を噛まれたこともある。菜食主義者だがそのきっかけは動物と触れ合った経験によるものとみられ、動いている物を食べることが出来ないと語っている。

　好きな植物はLily。映画は『Star Wars』が大好き。

※Uli愛聴のアルバム Wilhelm Furtwängler 『Johannes Brahms, 「ヴァイオリン協奏曲」ニ長調 作品77』(Vn: Joconda De Vito, RAI Turin Orchestra 1952年３月録音物と推測される。)
Herbert von Karajan 『Ludwig van Beethoven, 交響曲第５番ハ短調 作品67「運命」』（Berliner Philharmoniker 1962年３月録音か1982年11月録音かは不明)
Jimi Hendrix,　『AXIS: BOLD AS LOVE』, 『ELECTRIC LADY LAND』,『BAND OF GYPSIES』
Jeff Beck, 『BLOW BY BLOW』
YES, 『RELAYER』(特に「The Gates of Delirium」)