SKY Conference T

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2001年1月29日

Peter Praetorius(スウェーデン):
 みなさん、こんにちは。最初にこのイベントにみなさんを歓迎したいと思います。そして、このイベントが成功することを祈っています。また、カンファレンスに参加し、ファンの質問に答えてくれる機会を望んでくれたウリに感謝します。

Uli Jon Roth:
 第1回スカイ・カンファレンスへようこそ。私こそ時間を作ってくれたみんな、それからこのカンファレンスを実現させてくれたホストのピーター・プリートリアス(ペーター・プラトリウス)(Peter Praetorius)に感謝したい。出来る限り多くの質問に詳しく答えようと思っているけど、最初は進行が若干ゆっくりになるかもしれないんだ。私は別々の3つのモニターを通さなくちゃいけなくて、最初はちょっと我慢しなくてはいけない。だから質問は適度に短くお願いしたいんだ。さぁ、準備はいいよ。始めようか。

Andy C.Cornwall(イギリス):
“Beyond The Astral Skies”のCDを再販する予定はないんですか?

Uli Jon Roth:
 我々も再販できるよう、努力しているところなんだ。

Paul(イリノイ州シカゴ):
 ウリはどんなエフェクターを使っているんですか?

Uli Jon Roth:
 そんなに多くないよ。ダンロップ(Dunlop)のクライ・ベイビー(Cry Baby)。

Paul(イリノイ州シカゴ):
 アメリカツアーの予定はどうなんです?

Uli Jon Roth:
 現時点ではアメリカも回ろうと思っているよ。でもうってつけのマネージメントを見つけるのは簡単じゃなくてね。私はクラブツアーはしたくないんだ。それじゃ本来の演奏は出来ないよ。

Uli Jon Roth:
 ツアーをするには莫大なお金がかかるから、うまく資金を調達できなきゃいけないんだ。ピーター・ノーン(Peter Knorn)(私のマネージャー)には, 二三考えがあるよ…。

Paul(イリノイ州シカゴ):
 もうストラトは全く弾かないんですか?

Uli Jon Roth:
 滅多にね。古い白のストラトが非常に好きだけど…スカイギターを弾いてるときはいつも隅っこにじっと立ってるだけだから、彼女は少々悲しがっていると思う。ストラトは偉大な楽器だけど、今は使う可能性ないね。

Mitch,Northridge(カリフォルニア):
 こんにちは, Uli!! 私はeメールで個人的にやりとりする機会を持てたことをすごく光栄に思っていました。 私は1985年のレセダ(Reseda)ライブにいたんですよ!いつL.A.に戻ってくる機会がありますか?

Uli Jon Roth:
 こんにちは、ミッチ。私もレセダのことは覚えているよ。本当に良い夜だった。今年はなんとかアメリカには行ける感触があるんだ。多分5月16日に始まる日本ツアーの後だよ。

Brian(アメリカ):
 ‘Hell Cat’の歌詞のことなんですが、日本のライナーノーツでは"banana-long-boat-eating"とありますよね。これは本当に歌詞なんでしょうか?そうでないならこれは何なんですか?

Uli Jon Roth:
……「本当に」歌詞だよ…スコーピオンズ時代の単なる余興のコメディーだったんだ。

Uli Jon Roth:
 まさしく喜劇、余興だよ。うん、歌詞なんだ…元々は75年のイギリスでのスコーピオンズのツアーに由来しているんだ。

Chad Armstrong(アメリカ合衆国モンタナ):
 みんなが聞きたいことだと思うけど、マネージメントは日本と北米のツアー(あるいは更に他も)を決定したの?

Uli Jon Roth:
 それは今しがた答えたよ、チャド。

Uli Jon Roth:
 ところで、ホームページありがとう。

Paul(イリノイ州シカゴ):
 ツアーは単独ですか、または誰かと一緒ですか? あるいはG3の形でまわるんでしょうか?

Uli Jon Roth:
 まとまったツアーの方が賢明だろうね。アメリカじゃ最近の人は私のことを知らないだろうから。もちろん、君達は別だけど。

Brian Ceballos(アメリカ合衆国アリゾナ州タクソン):
 こんにちは、ウリ。ウリとイングヴェイのCDはいつ出るの?

Uli Jon Roth:
 そういうアルバムの計画はないよ。

Paul(イリノイ州シカゴ):
 ツアーはどんな内容を楽しみに待てばいいの?

Uli Jon Roth:
 この点に関してはいつも決定をオープンにしているよ。時々土壇場で歌詞を決めたりするけどね。それは雰囲気の問題だ。

Carl(カナダ、ケベック州):
 スコーピオンズを離れてからもまだコンタクトはとっているんですか?

Uli Jon Roth:
 時々ね。今もいい感じで繋がってるよ。

Colin Roth(ニューヨーク州ロングアイランド):
 親愛なるウリへ。ファンとのチャットのための時間を作って頂きましてありがとうざいます。私は将来、イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)やブライアン・メイ(Brian May)と作曲面で合作するかどうかということを非常に知りたいです。

Uli Jon Roth:
 こんにちは、 コリン―もう一人のロートさん―。私はジャムセッション以外で他のミュージシャンと共同で作曲するのは本当に楽しいこととは思わないよ。私は常々、作曲者は一人で十分だと感じているんだ。合作するとたいてい曲を駄目にしてしまうからね。

Brian Ceballos(アメリカ合衆国アリゾナ州タクソン):
 あなたのどの政党を支持していますか?私には左だと思えるのですが。

Uli Jon Roth:
 私は右でも左でもないよ。政見は理解しているし、見識もあるよ。でも自分の知っているものは好きじゃない。どんな国でもね。

Uli Jon Roth:
 はっきり言うと、私は政党制を信じないので一度も投票したことがないんだ。原始的過ぎるし融通がきかな過ぎる…いんちきなレトリックに終わるだけだよ…政党に真実は殆ど見つからない。だけど我々にはシステムが必要だ。そして現時点では我々が望むシステムを得ていると思うよ…。

Antonis 7(ギリシア、ヘラス):
 こんにちは, ウリ…私はギリシアから参加しているアントニスです。ギリシアのスコーピオンズファンクラブで昔ロンドンであなたとお会いする予定がありました…しかし残念なことにそのギグがキャンセルになってしまいました。とにかくわたしはローマとトリノであなたと会う機会があり、お話しできました!ギリシアには沢山のファンがいます…そして我々はあなたのプレイを見られることを待ち望んでいます!ヨーロッパでのツアー、そしてギリシアに来る予定はありますか?

Uli Jon Roth:
 私もギリシアでプレーしたいが、ツアーやコンサートの招待が必要でね。あいにく、私にはどこでプレイをするかを選ぶこと権利はないんだ。願ってはいるんだが…。

Andy C.Cornwall(イギリス):
 ウリは今、どのモデルのマーシャル・アンプを使っているんですか?

Uli Jon Roth:
 1972年から私は同じ100W スーパーリードトレモロマーシャル(Super lead tremolo Marshall)のヘッドをまだ使用しているよ。非常にクリーンでね(クリッピング前は140W)。でもこの頃は,VOX AC30とスカイアンプ(SKY AMP)、フェンダーのツイン(Fender Twin)を接続して使おうと思っている。

Brian(アメリカ):
 レコーディングやライヴでマーシャル・アンプ以外に何か使ったことありますか?

Uli Jon Roth:
 TSGでは上記の通り3つの異なったアンプを使用した。

Frank van Vliet(オランダ):
 デットモルト・コンサートではどんなコンサートを経験しましたか?私には神がかっていたように思いますよ!またやってください。

Uli Jon Roth:
 私にとって非常に特別なイベントだったよ。我々は本当に思いきったことをしたよ(私は覚悟していたよ)。私にはヴィヴァルディ全部を暗譜する時間がなくてステージ上で初見演奏したんだ。…だけど全部が全部、本当にうまくいったよ。

Antonis 7(ギリシア、ヘラス):
 なぜ“SKY OF AVALON”のCDでの‘Bridge to Heaven’ではクラウス・マイネ(klaus meine)は歌わなかったんですか?

Alex Filacchione(アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ):
 私はウリのワウに関するテクニックで質問があります。例えば‘Pegasus’などでやっていますが、私には長音を弾いているように聞こえます。そこで(例えば)単音にワウをかけてやってみます。「普通の」ワウペダルを使って、もし私がウリがオン、オフをやっているように1音だけワウをかけると、フィルターが突然開いて、また閉じてしまうので、フィルターを開けた状態でワウのスイッチを入れます。実際私が聞こえているように速くオン、オフをすることはウリにも出来ないと思います。最初、私はワウをずっと入れっぱなしにしていると思っていた…そして分かったことは、

Uli Jon Roth:
 「感じ」なきゃいけないよ、アレックス。ただのタイミングなんだ。音楽を奏でてて、心の中で敏感に変化する音を理解しないと。―そうしたら出来るよ。絵の具をつけたのと同じような感じだ―色を塗るようなもんだよ。

Gianmaria Visconti(イタリア):
 イタリアについてはどう?前回のトリノ(turin)はどうだった?それからいつ来るの?

Uli Jon Roth:
 トリノはすばらしかった…驚くべき聴衆…イタリア人はとても音楽好きだ…みんなメロディーを「愛している」。翌日(註:大聖堂(ドゥオーモ)で、)聖骸布も見た。 特別な日だった。私はとてもラッキーだったよ。今年もイタリアに行けることを願っているよ。

Jim(シカゴ):
 私は以前シカゴのローリングストーンレコード(Rolling Stone Records)で“The Sprit of Jimi Hendrix”のビデオを探してみましたが、ローカルでも輸入でも見つかりませんでした。まだどこかで入手可能なんですか?テッドのサイトで聴く分にはすばらしいサウンドが目白押しなんですが。ところで、私はストーンレコードの店頭のデモコーナーでTSGを見たときは本当に驚きました。

Uli Jon Roth:
 販売停止になったと思うよ。このラインナップでのプレイは最高だったね。爆発したよ。

Carl(カナダ、ケベック州):
 ウリは1日に何回くらいギターを弾きますか?

Uli Jon Roth:
 本当のところを言うと、11月のツアーが終わって以来楽器には殆ど触れていないんだ。触れたくないなって思うときもあるし、いつもいろんな事で忙しいからね。また演奏を始めると、少なくとも新鮮な気持ちになって、これは私にとって最も重要なことなんだけど、決してつまらなくなることはないよ。そしてまた退屈な仕事に戻る…。

Antonis 7(ギリシア、ヘラス):
 G3で‘Polar Nights’を弾いているのを見ましたけど、私はライブアルバムにその曲を入れた方がよかったんじゃないかと思うんですが、どうして入れなかったんですか?

Uli Jon Roth:
…それはウィーン・ヴァージョンが気に入らなかったからだよ。“Histroic Performance”ビデオにはいいやつを入れるよ。

Gianmaria Visconti(イタリア):
 個人的にはウリはパガニーニ(Paganini)ととてもよく似ていると思うのですが…自分でもそう思いますか?イタリアでは僕等はそう言ってます。

Uli Jon Roth:
 お世辞を言われたな。だけど違うよ…一面では真実だ。だけど私は模倣は「大嫌い」なんだ…それが私は儲け主義のソングライターじゃない理由だね。私は一つ一つのメロディーを1回だけしか使わない(多くても2回)のが好きなんだ。だから必然的に変奏曲になってしまう…もちろん、それは音楽の商業主義とは正反対だけど、でも私は変化し続けながらずっと生きている無限の旋律が好きなんだ。

Mitch(カリフォルニア州ノースリッジ):
 リズ・ヴァンドール(Liz Vandall)はこの先の作品でもまた歌うんですか?私は彼女があらゆる音楽の中でも最も美しい声を持っていると思うんですが。彼女は絶対あなたの音楽を洗練された高次なものにしてくれますよ。

Uli Jon Roth:
 私も君の意見に賛成だよ。彼女は100万人に1人の声の持ち主だ。信じられないようなトーンを生むよね。リズは“Requiem For An Angel”の大部分を歌ったよ。オーケストラコンサートの舞台にもまた立つだろうね。

Uli Jon Roth:
 ちょっとページをきれいにしなきゃいけない問題があると思うんだが。私には3つぐらい質問と答えが表示されていて、いくつかの質問は完全に表示されていないんだ。ちょっとすまないね。どうにかしてくれないか、ピーター。

Alex Filacchione(アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ):
 「お願いですから」アメリカの南西部(私はジョージア州のアトランタにいます)に来てください。ほっとんどのアーティストはこれと言った理由もなくこの地域を無視するんですよ!

Uli Jon Roth:
 アレックス、普通それはアーティスト次第じゃないよ。こういうのは金銭面(プロモーターという意味で)を考えて決まるんだ。君がマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)でない限りね。おそらく…。

Paul(イリノイ州シカゴ):
 ウリは本当に古い楽器をファンにあげたことがあるんですか?私の友達にそう言う奴がいるんですけど…。

Uli Jon Roth:
 みんなに私の楽器が欲しいと言われたのでいくつかあげたよ

Alex Filacchione(アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ):
Re: Wah- wah…弾いているときは、感じることが「出来ます」。頭の中では聞こえるんです。問題はペダルをオンにしながら突然開いたり高くなったりしないようにしたり、同時にオン・オフを続けることなんです。問題は頭の中で聞こえることをオン・オフの正しいテクニックに変換さえることなんです。試したことはあるんですが。

Peter Praetorius(スウェーデン):
 リフレッシュの問題は大丈夫です、質問と答えは全部見えるようになります。ですがいくらか更に空白がいるのと見えるようになるまでまたなければなりません。よろしかったら、マウスでウィンドウをスクロールして頂けませんか。

Uli Jon Roth:
 オートペダルは答えにならないと思う。その場合だとペダルは君がプレイをはじめる前にクリックして、その上でサウンドをダークレンジから上昇するようにコントロールしてみなさい。

Rich Beezhold(アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス):
 ウリ、スカイギターは何の木から出来ているんですか?ネックはボルト・オン?セット・イン?それともスルーネック?

Uli Jon Roth:
 ネックは接着だよ。スカイギターはすべて違う木材からできてるんだ。我々はいつも思考錯誤しているよ…

Tom(イスラエル):
 最近何かレコードを買いましたか?今の気に入っている物は?

Uli Jon Roth:
 やぁ、トム。もう何年もレコードは買っていないよ。最近はレコードを聞く時間も本当に少ししかないんだ。

Chad Armstrong(アメリカ合衆国モンタナ):
 ウリはレコーディングや私用にはどんなパソコン(ウィンドウズとかマックとか)を使っているんですか?

Uli Jon Roth:
 シーケンスや採譜にはマックを使っているよ。―レコーディング用パソコンはロジック(LIGIC(註:LOGICの間違い))、システムはサウンドスケープ(SOUNDSCAPE)。7つのユニットと沢山のトラックが実際にはあるんだ。それは絶対に1対1で鳴るんだ。私はテープ・レコーディングが嫌いでね。だけどミキシングボードと入力装置はいつもアノログだ。あと800Mhzのペンティアム(Pentium)と19インチモニターをビデオの編集に使っているよ。

Tom(イスラエル):
 初期のバンドについて何か教えてくれませんか?

Uli Jon Roth:
 周りにいくつかテープがあるけど、私は持っていない。リリースするようなものでもないよ。当時我々も子供だったからね…自分達はプログレッシヴだと考えていたように思う。

Terje Flessen(ノルウェー):
 こんにちは, ウリ! いつスタジオアルバムが出せるようになりますか?

Uli Jon Roth:
 私は今年2枚のアルバムを出そうと決めているんだ。:TSG Vol.III―これはデットモルト室内管弦楽団とやったヴィヴァルディの四季の録音が中心になるだろう。面白いアルバムになると思うよ。それから“REQUIEM FOR AN ANGEL”はもうほぼ完成間近だ。本当に大変だったけど自分の中で最高の作品になったと思うよ。

Gregg Zubowicz(アメリカ合衆国):
 ナマステ、ウリ。私達はあなたが音楽と共にもたらす光の贈り物をすごく気に入っています。ありがとう!なにか特定の本や前向きな本質を与えた精神的修行習慣などはありますか?

Uli Jon Roth:
 推薦できる本は山ほどあるよ…霊的修行…これも沢山ある。もっとも、私は一連の手順が大事だとは思わない。まさしく流れを伴って…多くの瞑想の型は自己探求し、前向きな力となることに優れている。この非常に重要な命題についてはもっと細かく語りたいが、まぁまたの機会に。

Gianmaria Visconti(イタリア):
 スカイギターは別にしてギブソンとフェンダーはどちらが好きですか?それとも他に何か好きなものはありますか?

Uli Jon Roth:
 フェンダーもギブソンも両方ともいいものを持っているよ。やろうとすることによるんじゃないかな。私自身がストラトベースのギターを演奏するのは私が暖かくて歌っているトーンが出せるものを好んでいるからだよ。

Ian K(リンカーン):
 ライブで演奏したいお気に入りの曲は何ですか?

Uli Jon Roth:
 お気に入りと言うのはないね。いつも良い感じで弾けるものはいくつかあるけど…。

Brian Ceballos(アメリカ合衆国アリゾナ州タクソン):
 私はウリとイングヴェイが一緒に写っている写真を見たことがありますが、ウリがヴァイオリンを、イングヴェイがチェロを弾いていました。何の曲を弾いたんですか?

Uli Jon Roth:
 特に何も。ただ何となく…。

Al(コスタリカ):
 スカイギターは商品化されるのですか?

Uli Jon Roth:
 多分そういうことは無いね。あれは極めて個人的な物なんだ。それに殆どのプレーヤーは無意味に高い音を使いすぎると思うんだ。あと作るのが非常に難しくてね。機械で作るべき物でもないし。

Clayton(カナダ、トロント):
 ストラトを使っていたとき、あの大きなトレモロ・アームではチューニングに問題は生じませんでしたか?

Uli Jon Roth:
 私はいつも本当にひどいチューニングの問題を抱えていたよ。でもそれはトレモロ・アームのせいじゃなくて私のギターがあんまりうまくセットアップされていなかったからなんだ。

Clayton(カナダ、トロント):
 レコーディング前のウォームアップにはどれくらい時間がかかりますか?それともいつでも大丈夫ですか?

Uli Jon Roth:
 私は簡単に演奏状態を整えられるよ。ステージに上がるときも同じだよ。自分に没頭してしまうことは殆ど無いね。時々これが問題がでね。かつて手が完全に冷えきった状態でスカイ序曲をプレーしなければならないことがあったよ。(UFOツアーでのことなんだが、そこは暖房が無くて、ウォーミングアップをする時間が無かったんだよ。実際こういうことがいつも起こっているように思える…)

Colin(ニューヨーク州ロングアイランド):
 将来ジョージ・フレデリック・ヘンデル(ゲオルク・フリードリッヒ・ハンデル)(Georg Friedrich Handel)の曲を演奏してレコーディングするつもりはありますか?
(訳者註:Georg Friedrich Haendel (1685〜1759)ドイツからイギリスに移住したバロック時代を代表する宮廷作曲家。世俗音楽の影響も受けている。)

Uli Jon Roth:
 面白い質問だ…ヘンデルは好きだよ。彼は本当にすばらしい作曲家の1人だ…。

Jim(シカゴ):
 私はいつも‘Virgin Killer’の歌詞の本当の意味について不思議に思っています。私はオリジナルのアルバムカヴァーのせいで(オリジナル・リリースの間は)スコーピオンズ時代を飛ばしていました。輸入盤は今でもローリングストーンレコードで時々そのカヴァーを見かけます。

Uli Jon Roth:
 ピーターのページに歌詞を置かなければならないと思う。V.K.は私にとって悪霊だ。あれは我々みんなの無実を崩壊させるものだよ。みんな若かったから良い風にとったけど、まだ初期の話しだ。そのあと、この世に弊害をあらわしたね。そして彼等を変えた。この世で精神的に健康なままでいるのは難しい、それがこれが全てだ、ということだよ。私は元々キスから逃れるものとして書いたんだよ…。そこにはユーモアがあった。しかしカヴァーには後悔しているよ。

Alessandro(アメリカ合衆国):
 高音弦を増やした8弦スカイギターを考えたことはありますか?

Uli Jon Roth:
 考えたよ。実際、9弦スカイギターを造るつもりだよ。

Carl(カナダ、ケベック州):
 ウリはラップやR&Bのような新しい音楽スタイルについてどう思っていますか?

Uli Jon Roth:
 個人的に言うと、極めて初期(1976年)には、ラップは1日か2日面白いと思ったんだことがあるんだが、今はすごく嫌いだね。音楽の死だよ。機械的で, 退屈で, 平凡で…(例外はどこかにあるかもしれない。でもそんなもの探す時間は私には無いよ)。

Gianmaria Visconti(イタリア):
 あなたはカール・オルフの‘カルミナ・ブラーナ(Carmina Burana)’は好きですか?私は大好きです…それから、ロシア人作曲家はどうですか? ポールド―リス(Poledouris)は知っていますか?
(訳者註:Carl Orff (1895〜1982)ドイツの作曲家。)

Uli Jon Roth:
 Symphonic Rock For Europeの時に‘カルミナ・ブラーナ’の編曲はしたんだ。素晴らしい曲だよ。オーケストラ共演でするかもしれないな。

Peter Praetorius(スウェーデン):
 時間が無くなってますので、質問を書くのをやめていただけるとありがたいのですが。まだ沢山あると思いますが、「これ以上の質問はやめてください。」

Peter Praetorius(スウェーデン):
 時間が無くなってますので、質問を書くのをやめていただけるとありがたいのですが。まだ沢山あると思いますが、「これ以上の質問はやめてください。」

Uli Jon Roth:
 さて、管理人は終了の時間と考えているようだ…君達の質問は楽しかったし、君達もカンファレンスを楽しんだことを願っているよ。私はずっと答えつづけたから、次は、もっと柔軟に出来る方法を見つけないといけないね。これから…我々は見つけなければならない。だけど入力している間私は待たなければならない。

Uli Jon Roth:
 私はみんなの質問「全部に」答えたいと思う。次はそうするよ。

Uli Jon Roth:
 参加者のみんな、ありがとう。私は少なくとも「いくつか」重要な質問に答えられたと願っている…STAY TUNED…Uli Jon Roth

Peter Praetorius(スウェーデン):
 参加していただき、ありがとうございました。またすぐにみなさんとお会いできることを願っております。―Peter

Mitch,Northridge(カリフォルニア):
 ありがとう、ウリ!我々ウリアンみんなにとってとてもとても特別な時間でした。―Mitch

Gianmaria Visconti(イタリア):
 Eメール・アドレスか本当の住所を教えてください!

Peter Praetorius(スウェーデン):
 私のページに書いてください。―Peter

Mitch,Northridge(カリフォルニア):
 ピーター、ありがとう! 本当に楽しかった!

Uli Jon Roth:
 すぐに会えることを願っているよ…TSGのアルバムにあるアーティスト・コンタクトのeメール・アドレスを使ってくれ。

Alessandro(アメリカ合衆国):
 ありがとうございます。非常によかった。

Chad Armstrong(アメリカ合衆国モンタナ):
 我々と話してくれてありがとう、ウリ。そしてこのウェブ・カンファレンスを主催してくれたピーターにもありがとう!

Paul(イリノイ州シカゴ):
 ありがとうございます、ウリ!!!

ANTONIS(ギリシア、アテネ):
 ありがとうございます、ウリ。ギリシアはあなたを愛しています。

Carl(カナダ、ケベック州):
 ウリは最高です。非常に親切です。

Peter Praetorius(スウェーデン):
 終了の際はログアウトボタンを使ってください…さようなら

(翻訳・編集:Alter Ego, 注釈協力・校閲:mira, Atlantis)

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